AFCチャンピオンズリーズ観戦！＠ブリ―ラム
今年は、本当にイベント盛りだくさんの夏休みでした。
サッカーとバレーボールのチェンライ合宿に始まり、陶芸体験、ハートフルサッカー、ホシハナプール、ソンクラーンの水かけ、ダムフア、おにぎりワークショップ、アルバイト、チョークチャイノン、サーサーモーモーとのお別れ、そして、バンコクでのパーティー。
そして、そして！！！
5月6日から8日にかけては、我らが浦和レッズ 対 ブリ―ラムユナイテッドのAFCチャンピオンズリーグの試合を観戦するために、バン2台を貸し切って、はるばる東北地方のブリ―ラム県に行ってきました。試合は7日、6日と8日は移動日でした。
道中のガソリンスタンドにて
参加したメンバーは、バーンロムサイからはベン、ペット、ガムペーン、ゲン、モップ、ウッディー、コムさんの息子のプリー君、ダムさん、ベンさん、コムさん、そして、ロムサイFCに所属している村の男の子7人の総勢18人でした。
6日は朝4時に出発するということで、前科のあるダムさんはホームに前泊。村の男の子たちも一緒に図書館一階の会議室に前泊しました。（実際には朝5時頃出発したようです。）
すっかり暗くなった午後7時頃、翌日試合の行われるブリ―ラムのスタジアムに到着。
私の遠隔操作で、なんとか浦和レッズの
担当者さんと合流
今回も浦和レッズハートフルクラブからのご厚意で、チケットや旅費など支援していただきました。試合当日だとばたばたしそうだということで、6日スタジアムにチケットを受け取りに行き、記念品までいただきました。子どもたちはこれで長旅の疲れも吹き飛んだそうです。
そして、なんと部外者立ち入り禁止の、前日練習を見せていただき、選手の皆さんと一緒に写真を撮ることができました。子どもたちはもちろん喜んでいますが、いつも一番喜んでいるのはダムさんかもしれません。
みんな嬉しそう！
貴重な経験
試合は、7日の19時からだったので、それまでスタジアムの横にあるチャーン・インターナショナル・サーキットを見学したり、スタジアムの前で行われていたイベントに参加したりして、充実した時間を過ごしたようです。
広い…
タムさんお得意のポーズ
ここでも
こちらは最近ベンさんお気に入りのポーズ
たぶんモップ
他のタイ人のお客さんは当然のことながら
ブリ―ラムユナイテッドのユニフォームに
身を包んで。
そして、早めにスタジアム入り。浦和レッズファンの皆さんも日本からおおぜい来られていて、旗など応援グッズを準備されているのを見て、驚いたそうです。
待ちに待った試合開始！！！
試合が進むにつれ、、、
応援にも熱が入ります！
ロムサイFCも一生懸命応援してきました！
手に汗握る展開！
ゲンは、お手洗いにあったハンドジェルで髪を
整えてきたそうです。
最後の方は、応援する姿も板についてきました。
日本からのファンのみなさんと一体となって、みんな一生懸命応援し、結果は2対1で浦和レッズの勝利でした。
最後ファンに向かっておじぎをする選手たち。
ベンさんはこの光景に感激したそうです。
そして、最後の最後、選手のお見送りの時に、ファブリシオ・ドス・サントス・メシアス選手がわざわざバスを降りて、子どもたちのところに来てくださいました。
試合を生で見られるだけでも、貴重な経験ですが、バーンロムサイは前日の練習見学など普通では入れないところまで見せていただき、これはお金では買えない体験だと、ダムさんとベンさんは興奮して帰ってきました。子どもたちはそこまでは分からなかったかもしれませんが、とにかく楽しめたようで良かったです。
ベンとペットにとっては、これが2回目のチャンピオンズリーグ観戦でした。ロムサイFCの子どもたちにとって、浦和レッズの選手たちは憧れの存在です。遠くに見るだけではなく、選手と身近に接することで、選手たちの熱いハート、真剣さ、優しさをさらに感じたのではないかと思います。
ダムさんは、いつかバーンロムサイの子どもの誰か一人でもプロのサッカー選手になってほしいという夢を持っていますが、そんな日がいつか本当に訪れるかもしれません。
山下曜子（写真：ダム、ベン） | 2019/05/17（金）
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