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「ロムサイFC」の忘れられない1日 in バンコク

「ねぇねぇ、バンコクにはこのユニフォームを着ていくんだよ」「バンコクにこのカメラを持って行きたいんだけど…」「浦和レッズはもうバンコクに着いたかな?」

4月の間、ロムサイFCに所属する男の子達の間では「クルンテープ(タイ語でバンコクの意味)」の話題で持ち切りでした。普段のどかなナンプレー村に暮らす彼らが、大都会バンコクへ行き、元日本代表のコーチ陣からサッカーの指導を受け、アジアチャンピオンズリーグを生で観戦するのです。浦和レッズハートフルクラブのご招待で実現した今回のバンコク行きは、子ども達にとってワクワクの詰まった「大冒険」だったに違いありません。

待ちに待った、、運命の日。5月1日。一昨日の写真日記でもお伝えした「ロムサイFCinバンコク」後編です。

最年少6歳で参加したアーム

朝7時。サッカー教室が始まる2時間半も前から練習場入りした子ども達。もう待ちきれない!といった様子で、本格的な模擬試合でウォームアップを始めました。ちびっ子グループの練習はまだまだ「可愛らしい」という印象でしたが、村の子ども達が多く所属する選抜チームの練習は、迫力すら感じさせる成長ぶり。身体が大きくなり、スキルアップしただけでなく、サッカーへの情熱が高まっていることが手に取るように分かりました。

9時を回った頃、浦和レッズハートフルクラブのコーチ陣が練習場に到着。待ちに待った「ウラワ」の登場に、子ども達もソワソワを隠せません。サッカー殿堂入りされた落合コーチを筆頭に、昨年も指導して下さった城定コーチ、伊藤コーチ、新たに宮沢コーチ、石黒コーチ。さらには今回の企画をサポートして下さっている三菱重工アジア総代表の堀口幸範さんもコーチとして参加して下さいました。

伊藤コーチの自己紹介

堀口コーチ

ハートフルクラブのサッカー教室の素晴らしさは、単に「技術」を教えるのではなく、プレーする上で大切な「マインド」を育てようとして下さることです。「仲間の動きをよく見て、相手の気持ちを考えよう。」「独りよがりでは、いいプレーは出来ないよ!」楽しいゲームを織り交ぜながら、コーチ陣は何度も「仲間を思いやることの大切さ」「チームワークの大切さ」を説いて下さいました。

落合コーチとパヌ、この笑顔!

ボールを追いかける村の子ども達

そして何より嬉しかったのは、コーチ陣がタイ語を覚えてきて下さったこと。「スースー!(頑張ろう!」「マイペンライ!(気にすることない!)」「チャナー!(勝った!)」心強い通訳さんもいらっしゃいましたが、必要に応じてコーチ陣はタイ語でコミュニケーションを取り、子ども達の気持ちを盛り上げてくれました。

コーチvsロムサイFCのミニゲームでは、ロムサイFCの選抜チームがコーチ陣から点を奪う場面も。子ども達の笑顔がはじけ、大人たちも大いに盛り上がったところで、充実のサッカー教室は幕を閉じました。

「オレンジ頑張れ!」応援も精一杯

ミニゲーム。コーチも真剣!

顔が泥だらけのパヌ

ハートフルクラブinタイランド無事終了

しかしこの日の行事は、これだけではありません。お昼の休憩を挟み、午後4時。満を持してAFCアジアチャンピオンズリーグ予選、浦和レッズvsムアントン・ユナイテッド戦が行われる「サンダードームスタジアム」へと向かいました。

レッズの赤いユニフォームに身を包み、応援の旗と、はちまきを巻いて登場した子ども達。もう端から見ていても気合い十分!そして、、、すっごく目立つ!満面の笑みのダムコーチを筆頭にロムサイFC、27名。勇ましい足取りで、スタジアム入りしました。
6時過ぎにはハートフルクラブのコーチ陣も合流。レッズのサポーターが応援歌で会場を盛り上げ、キックオフの時が近づきます。そしていよいよ午後7時。キックオフのホイッスルが鳴りました。

盛り上がるスタジアム

憧れのプロのサッカー選手達の試合を、子ども達はどんな表情で観戦するのか?結果は、、、試合中ずっと立ちっぱなし、そして、意外にも「無言」でした。楽しんでいないのではなく、プロの選手のプレー1つ1つを見逃すまいと、真剣になっているのです。パス、ドリブル、シュート。全てのプレーをジッと見守る彼らの集中力の高さには驚かされました。本気でサッカーに取り組んでいる彼らにとって、この観戦は最高の「勉強」の機会だったに違いありません。また、テレビの中の世界だった「プロのサッカー」が、一気に身近になった瞬間でもあったようです。

最年少6歳のアームをはじめとするちびっ子組は、日本人サポーターの応援歌を真似て歌ってみたり、旗を振ってみたり。スタジアム観戦ならではの「空気」を、大いに楽しんでいるようでした。浦和レッズが後半に1点を先制した際には、日本人サポーター同様、ピョンピョンと飛び跳ねながら大喜びしていました。

大興奮だったベン

はちまき姿のペット

試合は1−0で浦和レッズが勝利。タイ人の子ども達にとってタイのクラブチームが負けてしまったのは悔しさもあったかもしれませんが、大切なチームである浦和レッズの勝利はやはり嬉しかったよう。爽やかな笑顔でコーチ陣に挨拶をし、スタジアムを後に。こうして忘れられない5月1日が終わりました。
子ども達はこれまで、サッカーを通じて差別や偏見という障害を乗り越えてきましたが、これからはサッカーを通じて夢を膨らませてくれると確信しています。子ども達の心からの笑顔が見れて私自身も幸せでしたし、彼らの真剣な表情から強い意志を感じることも出来ました。本気になることで開ける道があるし、可能性を信じることが人を強くしてくれる。ロムサイFCが彼らの学び舎となり、力強く巣立ってくれることを願わずにはいられません。
そして、最後に。一緒に遊ぶことさえしなかった村の子とバーンロムサイの子とを、志を共にする「チーム」にして下さった浦和レッズハートフルクラブの皆さん、今回の大冒険を企画・支援して下さった皆さんに、この場を借りて心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

谷岡 碧 | 2013/05/09(木)

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