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ワンプラ(วันพระ)

今日はワンプラと言って、タイ仏教の特別な日になります。
新月と満月の間にも2日(回)ありタイでは、ワンプラにお寺にお参りしたり、家の祠にお供え物をお供えしたりします。その日をどう過ごすかは本人の信仰上の問題ですが、寺院に出かけ心安らぐ一日を過ごす方が多いです。特に満月の日にはその思いが強いようです。ワンプラの日、仏教徒のタイの人達は早朝からご飯を買い、道行くお坊さんに渡してお祈りする光景が普段より多くみられます。必ずしもワンプラの日だけというわけではなく、毎日する人もいれば、自分の誕生日や特別な日にする人もいます。
今朝、ルンさんとメーが祠にお供え物をしていました。
ルンさんに『どうして祠にお供え物をするの?』と聞いたところ『タイ人には精霊信仰があり、ここにもたくさんの精霊がいて私たちの生活を守ってくれているから、私たちも精霊を守らないといけない』と、言っていました。信じるか信じないかは自由だけど、信じる方が気持ちがいい、そこにいるものに対する敬意を持つことは大事だと教えてくれました。
目には見えなくても、信じて大切にする心があればこそ、目に見えるものをもっと大切にできるタイ人の優しさが私は好きです。

このコロナ問題でタイでもたくさんの人が職を失い、大変な状況になっていますが、タイはなぜか明るく悲壮感のようなものがあまり感じられません。
もともと、分け与え合う精神のある国民性。自分さえも困難な状況にあってもなお、少しでも誰かのために何かしたい。北に住む人たちは山のものを南の海産物と物々交換したり、街で職を失った人に、自給自足している山の人が食料を提供したりしていると聞きました。

この状況が1日でも早く良くなることを祈るばかりですが、今回のことでタイ人の強さと、マイペンライ精神(なんとかなるよ!)に学ぶことがたくさんあるように思います。

最後に、お供え物がご飯じゃなくてちょっと残念なトゥンタオとバブーでした。

岩田恵美子 | 2020/05/21(木)

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