はじめまして。６月末からこちらで働いています、真崎洋子です。

バーンロムサイに来て、もうすぐ１カ月になります。タイ語が全くわからない私は、まだまだみんなが普段話していることが呪文のように聞こえています。単語も全く耳に入ってこない、でも最近やっと、名前は区別がつくようになりましたが・・・

そう、ここでは自分の五感を余すことなく使い、いったい誰とどんなことを話しているのかを感じとる作業から始めているといった具合です。
今まで、眠っていた感覚を呼び起こしながら・・・
そんな私にも、子ども達や現地スタッフはいろいろ説明をしてくれたり、気軽に声をかけてくれて本当に助かっています。
特に子ども達は、「おはよう！」「ご飯食べた？」など、知っている日本語で話しかけてくれたり、手品を見せてくれたりして、コミュニケーションをとってくれています。

そして、ここへ来て一番初めに感じたことは、「時」の流れ方が違うということ。遅いとか早いとかそういったことではなく、とにかく今まで経験したことのなかった「時の流れ」みたいなものが、存在していたことを知りました。
普通にいろいろな蝶々がとび、雨上がりにはキンモクセイのとってもいい香りがし、熟した実はあたりまえに地面に落ちる。
そんな身近にあること全てが、今はとても新鮮に感じる毎日です。
これからもいろいろな経験ができることを楽しみに、仕事をしていきいと思っています。