この3月に中学3年生を卒業し、チェンライのフォスターファミリーのところから戻ってきたゴイ。
やりたいことが色々あって、迷っていたようですが、先週からスーと一緒に専門学校に通いはじめました。

タイの専門学校は以前ヌンが通っていたようなバイクや自動車の修理をはじめ、電気系の修理、縫製、理容、美容、コンピュータ、タイマッサージ、ネイルアートなど、「手に職」をつけるための様々なカリキュラムが用意されています。

今回ゴイが選んだのはタイ料理とタイのお菓子作りのクラス。スーはコンピュータとタイのお菓子作りです。

学校でどんな勉強をしているのだろうかと気になっていたら、ゴイが実物を持って帰って来ました。

この日のメニューはスープ（ゲーンソムカイジャーオ／玉子焼きの入った酸っぱいスープ）、デザート（クルアイブワチー／バナナをココナツミルクで煮たもの）、それと、お菓子のクラスでスーも一緒に作ったというクッキー（カノムランマイ／繭の形をした煮詰めたパイナップルが入ったクッキー）です。

ちょうどオフィスにいたスタッフで少しづつ味見をすると「アロイマーク！！」「おいしーい！！」。
ダイエット中のため決まった食べ物以外は食べないと拒んでいた優さんも、みんなから「少しなら大丈夫だよ」と言われ、一口。
この笑顔です。

毎日色々な料理を勉強し、楽しくてしょうがないというゴイ。
このスープの作り方はもう覚えたとのことで、一人でも作れるそうです。明日はパッタイ（タイ風焼きそば）を作る予定で、毎日私たちも（？）とても楽しみです。

ちょっと飽きっぽいゴイなので、この先もずっと楽しく、そして何よりもしっかり料理を覚えて是非将来に活かしてほしいです。
コックさん？、レストランをオープン？、お菓子屋さん？、どんな将来になるのかとても楽しみです。

小さな一歩ではありますが、こうして子どもたちが自立に向けて歩んでいけることは本当にうれしいことです。
これからも子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。