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タイに来る時にはぜひ一冊!


久々にハンドン市場・夜の部の一番のおすすめ屋台、"赤い屋根看板のあるお店"へ行ってきました。ここは数あるハンドン市場の屋台でも"美味しい"と評判の屋台。歴代のボランティアスタッフたちの中には、このお店のおじさんの携帯の番号を教えてもらい、今日はお店を開けているかどうか確認して食べに行く程...(多くの屋台は不定休なのです)。

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この赤い看板が目印。「カオパット」(焼き飯)や「パッタイ」(タイ風やきそば)」「空芯菜炒め」などシンプルな料理が美味しい。


私が注文出来るのはいたってシンプルな料理ばかり、たまにはまわりのタイ人の人達がたのんでいる料理も食べてみたい...と思っていました。しかし今日は強力な味方が私のリュックの中に入っているのです。それは先日帰国した際に入手した本、「ワンテーマ指差し会話 タイ X 屋台めし」。「たっぷりチェンマイ!」や「お家でタイの屋台ごはん」を書いた岡本麻里さんの最新の本です。持ち運びに便利な小さいサイズからは想像出来ないほど、タイの屋台料理の写真が満載。どの写真も横にタイ語と日本語が書いてあるので、指をさして注文すれば間違いなくその料理が食べられるというすぐれものです!今日は早速、かねてから食べてみたかった「すましスープ」を注文。


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この屋台はご夫婦が切り盛りしているのですが、おばちゃんに写真を見せると二カッと笑って「ミー・カー(あるよ)!」、早速木の切り株のようなまな板で野菜や肉を切り始めます。切り終わった具は器に入れておじさんに渡され、おじさんが手際良くジャッジャッと炒め、秘伝の?スープを入れます。(この段取りの良さがまた見ていて気持ちが良いのです。)あっという間に「すましスープ」の出来上がり。今日はテイクアウトにしたのですが、家でかねてから食べたかったスープを美味しくいただきました。


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このように手軽で便利なこの本、「屋台の見分け方」から始まって麺類、ご飯もの、あらゆる種類のおかずのみならず飲み物、フルーツ、お菓子まで守備範囲?も広く、さらに注文の仕方の図解や、「初心者のためのタイ語集」、タイの流儀について、タイ人と食事に行く時の気がまえなど、実用面だけではなく読み物としても実に面白いのです。例えば「タイでは一般的に「割り勘」はせず、皆がもちまわりで支払うのが普通」など、そのような事からもタイ人の気前の良さが解るというもの、食べ物から始まってタイの言葉や文化を味わい深く?知ることが出来ます。岡本さんのタイ料理へのあくなき探究心と愛情が生んだこの一冊、私はしばらく手放す事が出来なくなりそうです。みなさんにも是非読んでいただきたいですし、タイへいらっしゃる時にはぜひ持ってくることをおすすめします!!


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とっておきの出会い方シリーズ YUBISASHI ワンテーマ指差し会話 タイ X 屋台めし/岡本麻里
(情報センター出版局) ¥880+税

佐藤くみ|2010/11/27 (土)

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