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「赤シャツ」のデモを見る


今年の3月に始まり、5月下旬にひとまず終結を迎えたバンコクでのデモ騒動ですが、その後も時おり小規模な爆弾騒ぎなどがニュースで報道されながらも、概ね落ち着いた日々が続いています。

チェンマイは、タクシン元首相の出身地でもあり、もともと農村を中心とした地方に支持者が多いとされるタクシン派(反独裁民主戦=UDD、通称・「赤シャツ」グループ:先にバンコクで過激なデモを行い、政府軍と対立)が多数を占めると言われるエリアですが、私が日頃余りチェンマイ市内に行かなかったせいか、バンコクで暴動が起こっていた期間でもチェンマイで「赤シャツ」の人々を見かけた事は有りませんでした(それなりに集会は行なわれていたようですが)。

先の日曜日、チェンマイの旧市街で開かれる「サンデーマーケット」に行きましたが、そこで始めて「赤シャツチーム」によるデモを見ました。ニュースなどでも良く見かけた、赤い「手」や「ハート」の形をした拍手の際に使う道具を手に、スローガンを叫びながら、買物を楽しんでいる観光客や地元の人々を押し分けつつ、50人くらいの集団が3グループ、行進していました。


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特に危険な出来事も起こらず、どの国でも見られるようなデモ行進でしたが、一部のグループが「死体をまねるパフォーマンス」を行なっているのにはちょっと驚きました。言葉や文字が解らないため、何に抗議をしてのパフォーマンスなのか、その意味は良く解りませんでしたが、かなり恐いものに感じました。


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外国人であり、タイでの滞在の日も短い私には、長年闘争を繰り返し、かなり込み入った事情に満ちているタイの政情のことはよく理解出来ませんが、ともかくこの現政府支援派(民主化市民連合=PAD「黄シャツ」:前政権の2008年に国際空港を占拠)と「泥沼化」した(しているらしい)「赤シャツ」との抗争が断ち切られ、安定した情勢が続くことを願うのみです。この国に住んでいる人達の日常生活の安定はもちろんのこと、観光収入が国の大きな収入源となっているのですから、経済が安定するためにも平穏になって欲しいですし、外国人が「微笑みの国」を安心して訪れることが出来るようになって欲しいです。


※8月16日に、チェンマイをはじめ3つの県で、非常事態宣言が解除されました。


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暑い毎日が続いていますが、今年の夏も残すところあと僅かとなりました。
神奈川県・葉山の一色海岸にある海の家「Blue Moon」にて
スペースをお借りしての「夏期限定バーンロムサイショップ」は
今度の日曜日、29日まで営業しております。
 
「夏期限定バーンロムサイショップ」の為だけにチェンマイやバンコクでセレクトした
カラフルでHAPPYなビーチファッションをご用意しております。
この週末は夏のしめくくりに是非、一色海岸へ!
みなさまのご来店お待ちしております!
 
 
期間: 2010年7月10日(土)~2010年8月29日(日)
時間: 9:00~23:00
場所: 海の家「Blue Moon」(ブルームーン)
住所: 神奈川県三浦郡葉山町一色海岸
TEL: 046-876-1797 (営業期間のみ)
http://www.bluemoonhayama.net/


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佐藤くみ|2010/08/24 (火)

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