昨日の寛人くんの日記にもありましたが、バーンロムサイ主催のスポーツ大会が行われました。40度近い酷暑の中、バーンロムサイの子どもたちと村の子どもたちが一緒になって楽しみ、子どもも大人も元気に走り回る良い機会となりました。

試合がはじまると、ダムさんがマイクを持ち、「ビー、行け！行け！」、「オッォー、（シュートが入らず）残念！あぁ～」というような実況中継？をしてくれ、試合もさることながら、ダムさんの解説もなかなか面白いものでした。
　

　
スポーツ大会では活躍出来る場が少なかった女の子たちですが、違うところで大活躍でした。赤チームVS緑チームのサッカー決勝戦がはじまると、最初はみんなおとなしく応援をしていましたが、いつの間にか緑チームの女の子たちは太鼓をたたき、歌い、踊りの応援に。解説をしていたダムさんはマイクを奪い取られ、応援の声がスピーカーから響きわたります。応援歌も決まったものがあるらしく、「赤は××、緑はかわいい～」（良く聞き取れず・・・）などとみんなで声を揃えて歌います。
　

　
赤チームも負けじと、同じように歌を歌い始め、応援も対抗戦になっていました。赤チームのガノックが緑チームのところに遊びに来ると、「赤はあっち行ってよ」（もちろん冗談ですが）と言われていました。水しか飲んでいないのに、酔っぱらっているかのようなハイテンションで応援はずっと続きました。
　
子どものころから踊りを披露したり、歌ったりする機会が多いタイの子どもたちは、こうやってお祭りになるとものすごいパワーを発揮するタイ人気質が形成されていくのだと思いました。
　
バーンロムサイの子どもたち、村の子どもたち関係なく、こういう楽しい会がこれからも続いていくと良いなと思います。