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オムゴーイ郡 山岳民族支援プロジェクト その1

2010年1月、すでに卒園したミルクやテンモーなど年長の子どもたち5名を連れてチェンマイ県の南に位置するチェンマイで一番貧しい地域と言われるオムゴーイ郡の山岳民族の村へ支援物資を持ってゆきました。その際、かつて親が亡くなって残された幼く具合の悪いミルクをビエンピン国立孤児院へ連れて行った郡職員と偶然会い、職員は元気なミルクをみて驚いたという話を鮮明に覚えています。

そして2016年1月17日から3泊4日で、同じオムゴーイ郡の山の中のカレン族(自称:パガヨー=森と共に生きる者の意)の村へ支援物資を届けるプロジェクトに参加しました。

この活動はバーンロムサイとも何度か一緒にプロジェクトをやっているタワンチャイ財団が続けているもので、今回も彼らと一緒に山の中へ入ってゆきました。バーンロムサイからは 大人→ウェウ、ダム、ベン、コム、元ボランティアの浩一君、麻生。子ども→ゲン、ベン、ペット、ダーウ、ニサー。そこにタワンチャイで一緒に支援活動をし、オムゴーイの山を知り尽くしているソムチャイ僧侶、ボランティアのオー氏、タワンチャイで研修中のタイ南部から来ている社会福祉を学ぶ女子大生3名、他県の学校や財団が物資の寄付などで協力をし、オムゴーイで合流した病院勤務のフォンさん、さらに山の中 パープン村のお寺で常に支援活動を続けているパガヨーのチャイヤー僧侶とその仲間たちも加わりました。

17日。朝4時半出発。オムゴーイでは軍関係者(トップの人がウェウの大学院時代の友人だったという偶然も)に支援物資をお寺まで運ぶ手伝いをお願いし、バーンロムサイから3時間かけて到着したオムゴーイ郡から山の中へ向かいます。初日は最終目的地まで悪路のため順調にいって10時間かかると聞いていました。

夜明け前に休憩

協力してくれるオムゴーイの軍の人と

ピックアップの荷台に山積みの支援物資

フォンさんはオムゴーイの病院で普段働いていますが、タワンチャイの支援活動の時だけ特別に手伝ってくれる険しい山道の運転やサバイバルな事にたけている頼りになる存在です。たくさんの荷物を素早くそして頑丈にロープでくくる姿にホームの男子たちは(私も)尊敬の眼差しでした。彼自身はモン族で保父のコムと同じ。そして奥さんがパガヨーなので3種類の言葉を話すことができます。気持ちの優しいフォンさんに今回沢山助けてもらいました。

途中荷物が崩れ落ちそうに

フォンさんのロープ使いは見惚れます

かなりハードな山道。雨季は車で入ることは殆ど無理ですが、乾季も四輪駆動車が必須です。防寒具や食料、学校の制服、本や文房具などなどたくさんの支援物資を袋ごとに分け、各車両に積んでゆきます。各車両荷物満載。

走ること16キロ、パープン村のお寺にてチャイヤー僧侶たちと合流。

素朴で落ち着くお寺

途中荷物運搬を手伝ってくれた車両が坂道を登れず(4WDではなかった)、皆で引っ張ることに。

子どもたちも必死に引っ張ります

予想以上の山道のすごさと荷物の多さ。四駆のコマーシャルのようです。昨年ご寄附いただいたNISSAN NAVARA 4WDも大活躍。私の古い四駆もなんとか頑張っています。ドライバーはベン、ダム、フォン、浩一という運転が上手い人だったので、すごい未舗装の山道も安心していられました。まさかこんな揺れるところで寝られないよね、と思ったらダーウとニサー、そしてウェウは熟睡。すごいなと思っていたら私もウトウト。体は環境に順応してくるのですね。

こんな道ばかり

途中の村で。パガヨーのおばあさんと猫

初日の宿泊場所でもあり最初の支援先でもあるメーソヌア村に到着したのは夕方近く。オムゴーイから79キロ地点です。標高を聞いても誰もわかりません・・。1000mくらいでしょうか?!景色の素晴らしい所で村人たちが出迎えてくれました。

やっと着いた!

荷物を降ろし、村を散策。殆どの家にお手洗いはなく、共同の水道で体を洗います。自給自足で食事は白米がメイン。そこに野菜料理一品という質素な食事が普通ですが、私たちのためにこの日は特別に豚肉を用意してくださいました。

メーソヌア村

ある家族の家へ

美味しい夕食後パガヨーのチャイヤー僧侶がなんとDJに!
スピーカー、アンプ、イコライザーにノートパソコンと自家発電機を持参して音楽を鳴らし、子どもも大人も待ってましたとばかりに踊り(テクノディスコ調の音楽で全く伝統的な踊りではありません)、最後コムローイを皆で夜空に揚げ、就寝。なんでこの自然の中でこの音楽なの?!とかなり驚きましたが、年に1回あるかないかのこの僧侶DJのイベントを全員が待ち望んでいるのだそうです。大人も子どもも本当に楽しそうでした。

ダーウと村の子どもたち

山の上でのコムローイは格別です!

学校の先生が住む家を宿泊場所として貸していただき、久々に寝袋で寝ました。お手洗いは2軒先の家の中。もちろんタイ式トイレとバケツに溜めた水から桶で体を洗います。気温は5℃くらい?!気合を入れて水浴びを。冷たい水も慣れるとその後ちょっとヌクイ感じになるから不思議です。

泊めていただいた先生の家

焚火は必須。自然の暖かさに感謝

明け方4時頃にお手洗いに行きたくなり真っ暗闇の中懐中電灯を持って外に出ると、そこは星座が識別できないほどの満点の星空!さらに流れ星が2つ。
キーンと冷え、何も音のない暗闇の中しばらくたたずんでいました。10時間以上かけて来た甲斐がありました。お手洗いに行きたくなって良かった!

これは日の出前の空

朝、村の人たちが学校と集会所のある場所に続々と歩いて来ます。そこでまた僧侶DJの音楽の下踊る子どもたち。袋に入った支援物資を大人や子どもたち全員に渡します。子どもたちの袋には古着の防寒着と新品の学校の制服一式が。そして甘い甘いドーナッツを配り、皆と別れを惜しみながら次の村へ移動です。

私たちのために豚の炭火焼きを。美味!

パガヨーのお粥、ゲーンカーブア。美味!!!!

朝ごはんもとても美味しくいただきました

ソムチャイ僧侶の挨拶

今回のこのプロジェクトの中心的人物 ソムチャイ僧侶。僧侶は猛烈アクティブで明るくて社交的な方。悪路走行中、突然先頭車両が停車したかと思うと、僧侶がカメラを抱えて飛出し裸足で坂道をダッシュ! 報告用のビデオ撮影が始まります。子どもやスタッフたちへの指示も的確。村の生活や習慣なとたくさんの事を教えていただきました。

準備してきた衣類などを一人一人に渡します

パガヨー語でイベントを盛り上げるチャイヤー僧侶

新品の制服に着替えて集合写真!

甘い甘いドーナッツ

普段はこのようなお菓子は皆無です

お昼ごはんのカノムジーン・ナムニャオは大人気!

今回タワンチャイ財団で研修中の3人娘。21歳の彼女たちはとっても聡明で優しい人たちで、また良く働きます。バーンロムサイの子どもたち5人もお姉さんたちとすっかり仲良しに。イスラム教の祈りの時間のこと、豚肉を食べてはいけないなど異なる宗教の彼女たちと接することはとても良い機会だったと思います。

いつも楽しそうな笑い声が

やっと少し手伝えるように

最初は何をやって良いのか分からずボーっとしていることの多かったうちの子どもたちですが、テキパキと働くお姉さん3人をみたりしながらだんだんと積極的に動き始めることが出来たのは2日目以降。

この続きは後日「その2」にて。

麻生 賀津子 | 2016/01/26(火)

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