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愛車プヨタと、タイの車事情

タイで運転しているとアメージングに出会います。

いろんな類の車が走っているのです。まずは、「これは違法じゃないのー?」という固定観念をぬぐい捨ててみてください。

車いす用に改造されたバイク。これはなかなか画期的。
一人で乗り降りもできます。荷物もたくさん乗るし、便利そう。

積みすぎなトラック。積みすぎシリーズはほかにも数え切れません。積みすぎな上に、人や犬まで載せたりしています。

長すぎな棒を持ってのドライビング。

人も乗っちゃう荷台。これはまだいいほうです。

脚立を大量に運ぶ。

傘をつけちゃうバイクや自転車。ちびっこの不信な表情。

日本ではもう滅多に走っていなそうなカクカクしたかっこいい日本車たち。こんなボロも!?ってのもしっかり走っています。素敵です。

民族衣装のお姉ちゃん、ノーヘルです。かなり飛ばしてます。

日産サニー!父が載っていた、ブルーバードが記憶の片隅に蘇ってきます。

カップルもノーヘル。あらら、奥にはポリスボックスが。

マットレスだと思うんですよねえ、それ。。。風を受けてスピード出なそう。持って帰れる。。。?

バイクタクシーはお店にもなります。移動商店。

ソンテオのお客様はアヒル

夕方の井戸端会議は車上にて。たのしそう。

豚さんのお尻が。。。

ああ、またいっぱい乗ってる。

大通りでとまっちゃったみたい。押します。

運転席側のガラスが割れたのでしょう。でも、このビニールが貼られていては、サイドミラー見えませんね。

これは、わたしの愛車。プヨタと名付けました。

見た目はちょっと古いけれど普通ですよね。
プヨタがなぜアメージングなのか、そして、なぜプヨタという名前になったのか。
タイのアメージングな車事情は、外側だけでは計り知れないのです。


2014年4月、ソンクラーンと雨季を目の前にして、車を買う決心をしました。
日本では決して乗れない車にしようと、ピックアップを希望したけれど、小型だと2人しか乗れない、荷物が濡れる、親が来た時に後ろに乗せるの?など友人から色々アドバイスをもらい、散々悩んだあげく、あるとき出会った、プジョー306。17歳の彼に一目惚れ。
ブルーシルバー、ちょっと潰れた顔が何ともかわいいんです。

ウキウキの帰路。 普段バイクでは買えないような、大物(とはいってもトイレットペーパーの12ロールとか)をスーパーで購入し、帰路につきました。
半分まで来たところで、突然の「STOP!」の赤い点滅。。。オーバーヒートの感じ、やな感じです。
だましだましバーンロムサイまでは帰れましたが、翌日、早速修理です。原因は、冷却水漏れ。

市内の修理工にだすこと約1ヶ月。
いよいよ受け取り、無事に帰宅。しかし喜びもつかの間、翌日に今度はエンジンがかからなくなりました。
修理工のお兄さんが来てくれて、冷却水チェック、スターター交換してくれ、動くように。

これでバッチリ!と、友人と車の快気祝いに美味しいタイ料理に行った帰り、盛り上がって11時はすぎていたでしょうか。信号で止まるごとに、エンジンが止まり、またかけ直す、の繰り返し。いよいよかからなくなってしまいました。すぐさま路肩に押すのを手伝いますと来てくれた若者3名。人を助けることに躊躇しないタイ人に感動。
ホシハナでよくお願いしているタクシーのレイさんに「help!」したところ、信じられないくらいの短時間で、しかも道路脇にうずくまる私を発見してくれ、漫画のような急ブレーキで目の前につけてくれました。

また入院。
そして、修理工のポムさんに驚くべき提案をされたのです。
「エンジンも怪しいから、この際、載せ変えたらいいよ」
しかも、「ホンダとトヨタと、、、マツダかな。なにがいい?」って、、、プジョーのエンジンじゃないの?!?!

いやはやこれはアメージング。
プジョーにトヨタが載っちゃいました。なので、命名「プヨタ」
見た目はフランス人だけど中身は日本人的な?
オシャレだったシフトレバーも、交換されてしまった。隙間だらけ。長時間乗っているとここから熱風が出てきます。
エンジンが載った後にもちょこちょこ修理は続き、エアコンから不思議な煙がでたり、エアコンをつけるとエンジン止まっちゃったり(送風でも止まる)、常にSTOPサインが出ていたり、パワステのオイルはいくら入れても漏れるので、超重ステです。
実は、プヨタ入院のお話は非常に長く、ここにタイ人との、おもしろくもあり、いらいらするやりとりも山盛りなのですが、400字詰めで10枚くらいになってしまいそうなので、また別の機会に。

毎回、今日の調子はどうかなーと車に聞きながらのドライビング。音が変わっていたり、変化があったらとりあえず行きつけのシェルのおじちゃんに診てもらうようにしています。

エンジン、載せ替えたけど、もちろん新品じゃない。

あああ、なんだか悲しいことに。シフトレバーの隙間

タイミングベルト交換、、、?日付がなんだかあっていないような???

送風も効かないので、雨の時は待機、またはフロントガラスの内側を助手席の人がひたすら拭きます。

エンジン載せ替えは、タイではよくあることなのか、、、。
でも、変わった車を見るたびに、うちのも結構キテるのよ。と心の中で思うのです。

様々なトラブルの中、いままで乗り続けられたのも、たくさんの友人の助けのおかげです。そしてこの車でも車検が通してくれた、タイの陸運局のおかげでもあります。(ここもアメージング)

アメージングな車との出会いはまだ計り知れません。「ああ!」っというまに目の前を通りすぎたアメージングもたっくさん!写真が撮れなくてどれだけ後悔したことか。
年々、タイでは規制が厳しくなってきているようです。
これ以上、規制が厳しくなる前に!ぜひともチェンマイへ足を運んで、通り過ぎるアメージングな車やバイク、時には自転車をご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

おまけ。トヨタ車にドラえもん。日本のCMみてたのかしら。

車を買ったあと、スーワイがくれたキーホルダーはお守り代わりです。

松井聡美 | 2015/09/25(金)

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