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鎌倉だより~バーンロムサイ×日本の着物~

早いもので、新年明けたと思ったらもう1月も残すところ10日あまり。
毎度毎度の事ですが、時間というものは一時も待ってはくれないものですね。
今年は1月も2月も例年より暖かい、暖冬になりそうなのだとか。
とは言え毎日寒くて早く暖かくなってくれないかなぁと思う毎日です。

さて、1月と言えば初詣に始まり、何かと寺社仏閣にお参りする機会が増えますね。
私もちょっと遅い初詣になりましたが、成人の日、鎌倉の八幡宮に行ってまいりました。

済んだ青空

この日はちょうど成人祭

この日は晴れて本当に気持ちの良い日で。
3が日を過ぎたと言うのに成人の日と重なった事もあり、着物を着た成人や私同様遅めの初詣にやって来た人などたくさんの人でごったがえしていました。

自分が成人を迎えたのはもう20年近く前ですが、キラッキラの笑顔と華やかな振袖を眩しく眺めながら改めて、
日本の伝統文化「着物」って美しなぁ!と思いました。
私の実家は、職人さんがいるような工場を経営しているのですが
その工場で職人さんたちが使う言葉の一つに「手ごころ」というのがあります。
これは、「いい塩梅にする」というような意味あいの言葉なのですが
これを実家の職人さんたちは
「手の感覚を研ぎ澄ませて素材と対話し、それぞれに異なる性質や持ち味を巧みに使い分けながら製品を作っていくこと」
として使っているそうです。
1人1人個性の違う、でもどれも美しい振袖を見ていて、日本の着物は職人の技、そして「手ごころ」が詰まった素晴らしい伝統文化だと改めて思いました。


バーンロムサイでは、これまでアジアの手仕事として、
タイやインドなど海外の素晴らしい手仕事、古布をリメイクして商品を作ってきました。
でも、よくよく考えれば日本も同じ「アジア」。
これまで、色々な国の布を見てきて、図柄や文様など大陸は違えど同じアジアなんだなぁと思う事がしばしば。
お客様にもよく「バーンロムサイの商品は着物にもよく合いそう」と言われてましたが、
12月のアンダーザツリー展で初めて着物の帯を使った古布財布を見た時、腑に落ちました。
違う個性を持つ、でも同じアジアの美しい伝統=着物


今後も、着物帯を使った商品が入荷してくるのかな~と楽しみです。

バーンロムサイ初、着物の帯をリメイクしたお財布

日本の伝統とバーンロムサイの手仕事が上手い具合にマッチしています。

ここ最近鎌倉に住まう若者の間では着物を着る人が増えているそうです。
着物を粋に着こなす若者の多くが、古き良き日本の伝統文化、和の心を素直に素晴らしいと感じて日常に取り入れているようです。
男女問わず、そうやって日常的に着物を着こなす若者は所作もキレイだし、考え方に1本芯が通っている感じがして、ステキだなぁと思います。
日本人として、私も今年は少し、古き良き日本、後世に残していくべき素晴らしい伝統文化について学んだり取り入れたりしたいなーと思った2015始まりでした。

染谷 美岐 | 2015/01/20(火)

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