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写真日記


「大音響」


村の鎮守の神様の♪♪~♪、、今日は楽しい村祭り♪♪~~、どんどんひゃらら、どんひゃらら~~~遠くから聞こえる、村の祭りの笛と太鼓、、、

文化の違いでしょうか、時の流れなのでしょうか、、

2月2日と7日の佐藤の日記にもありましたが、バーンロムサイのあるこのナンプレー村では先月末の29日と30日の二日にわたり昼から真夜中まで二日二晩に渡り村の大祭典がありました。巨大スピーカーを積んだトラックがカラオケの配達とでも言うのでしょうか、とんでもない大音響を鳴り響かせながら村の家家を回っていました。ズンズンドンドンと言うあの重低音、音程の外れた歌を歌うと言うよりはがなり立てる、、タイポップス、、、午前1時過ぎまで歌う、、ストレスの発散にもなりさぞや気持ちが良かったでしょう、、、、

そして6日の大音響はすさまじかった!!先週より現場が近かったからか。大音響ライブ+カラオケ騒動が夕方から始まりました!何とノンストップで、本当にノンストップ、一回も休むことなく夜中の2時まで!!午前1時までは覚悟を決め起きていましたが、何時まで続くか分からないのでタイ航空でもらった耳栓をし、その上から人差指で耳栓を押さえつけ、枕を被り、、、寝ようと思いましたが腹に響く大音響、、、結局静かになったのは午前2時、、、

そして次の日もまた日暮れとともに始まった大音響。音楽とはもう言えません。おまけにライブのステージのすぐ横でのカラオケ大会!と思ったら何とそこへ聞こえて来たのが村の反対側からの葬式の読経、これまたスピーカーを通して死者も目覚めそうな大音響、、、ライブ+カラオケ+お経!!三つの音がまじりあい、、、有難いことにお経が勝ったと言うか、ライブ+カラオケが遠慮したのか、その夜は9時には大分静かになりました。

20世紀最悪の発明とヨーロッパで言われた「KARAOKE」ですが、多くのアジアの人たちの一番のストレス解消法がカラオケだそうです。

一昔前のタイの村祭りもきっと笛と太鼓、、、そしてスピーカーを通さず歌はうたわれていたのでしょう。またまた一つ「昔は良かった、、」が増えました。


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静かな朝でしたが、、、


名取 美和|2011/02/10 (木)

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