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パッタイ

タイに来たばかりの頃、タイ語もあまり話せず、タイ料理の名前もほとんど知らなかったときに、その中でも注文できた数少ない料理の一つがパッタイでした。タイ風焼きそばとして日本人にも人気のある料理の一つです。

米粉でできた麺を炒めたもので、タイでは屋台からレストランまでどこでも気軽に食べられる定番タイ料理の一つです。

パッタイは1940年代の第二次世界大戦時、当時のピブーン首相が紹介して広まったとされているそうです。当時、危機に面していたタイ政府によって、米の消費量を抑える目的で広められたのだそうです。(ウィキペディアフリー百科事典より)
という話は私も今調べてみて知ったところです。

そのパッタイのお店で一番おいしいお店だと思うのがバンコクにある「ティップ・サマイ」というところです。「ここのパッタイがいちばんおいしい!」とバンコクの人々も口をそろえて言うほど、圧倒的な人気で連日行列ができるほどの人気店なのです。


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何がそれほど違うのかというと、ここのパッタイにはエビ味噌が入っていることです。1966年の創業ということはもう44年。エビ味噌と他の調味料で誰もが絶賛する味を守り続けているわけですが、何が入っているかはもちろんわかりません。

お店の前では常に3~4人の調理人が大きな中華鍋でパッタイを作り続けています。前回行った時にはじっくりと作る様子を観察しましたが、作っても作ってもすぐに食されていきます。その調理人の手際の良さには思わず見とれてしまいました。


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バンコクからチェンマイに引っ越してきて、特に不自由はありませんし、おいしいレストランもたくさんあると思います。でもここのパッタイだけは、時々無性に食べたくなることがあるほど、他では食べられない味なのです。チェンマイ出身ですが20年ほどバンコクに住んでいたうちの夫も、ここのパッタイだけは時々思い出すらしく話題にのぼります。


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                           時々とても食べたくなるパッタイ


バンコクへ行かれた際には、ぜひとも一度は味わってみてください。
私は密かにこの味がチェンマイにもやってこないかと願っています。

ティップ・サマイ(Thip Samai)
住所:313 Mahachai Rd., Samranrat、Pranakorn、Bagkok
Tel:02-221-6280
営業時間:17:30~翌3:00


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山岳民族の古布を使ったファッション雑貨、手織り布を使ったキッチン雑貨、子どもたちの絵を使った商品、着心地の良い衣類を中心に展示販売いたしております。
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時間: 11:00~19:00
場所: アステラス器物家(どうぐや)
住所: 東京都杉並区荻窪4-25-9
TEL: 03-3393-4448
http://artstellas-douguya.com/
http://news.artstellas-douguya.com/

上田 真理子|2010/08/13 (金)

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