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写真日記


バーンロムサイの自然の中に暮らしていると色々な虫に出会います。オフィスで仕事をしていると、机の上を蟻が這っていたり、蚊が足元に来て刺されまくったり、蜂がプーンと飛んできたり、家にいると名前の知らない蚊ではない飛ぶ小さな虫が電気のまわりを飛んでいたり、ゴキブリが出てきたり、、、。最初は虫に驚いていましたが、今ではすぐに除けたり、捕まえて逃がしたり、退治したり、当たり前のことのように対応しています。ゴキブリだけは得意になれませんが。
 
 
以前にも羽虫の話を書きましたが、先日私が家で遭遇したものとは違う種類の大きな羽虫を庭で捕まえている子がいました。
 

 
タンとオンです。
地面には巣と思われるところに穴が空いていて、穴から羽虫がひょっこり顔を出します。そのタイミングを見計らって捕まえます。捕まえた羽虫は空のペットボトルに大切にしまいます。そして巣のまわりの地面には無数の小さな蟻が巣を守るかのようにいて、ちょっと気持ちが悪いです。
 
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この虫はメンマンという名前で、食べることが出来、売れます。ちょっとしたお小遣い稼ぎになるそうで、大人でも捕まえている人はたくさんいるそうです。タンとオンは真剣です。一緒に見ていたベンさんとエー君には「食べる?」と聞かれましたが、ノイさんは「私は食べないよ・・・」と言っていました。私もノイさんと同意見です。おいしいのかもしれないけど、見た目でちょっとムリです。
 
 
 
最近見たニュース「皮膚の下から羽虫、北部の男性は300匹以上」
ランパーン県に住む男性が、全身がかゆくなり、手の小指の先から小さな羽虫が出てきて、入院をしたそうです。その後も、体長2~3ミリの羽虫が手や足などの皮膚を食い破って出てきて、300匹以上体から出てきたそう。保健省ではミバエなどが傷口に卵を産みつけ、体内で羽化した可能性が高いとみているそうです。
 
・・・恐ろしい。
 
 
 
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これはジンリーという名前のコオロギの一種

菅野 裕子|2010/06/26 (土)

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