トップ > 写真日記

写真日記


ビザの更新

タイ人の夫と入籍をし、チェンマイに住むためにタイ人夫の配偶者というビザを取得してから1月で1年。先月初めてビザの更新をしました。通常なら日本人のビザ関係のことはエーくんが担当でビザの更新にも連れて行ってくれます。でも配偶者ビザを更新する私は夫と一緒にイミグレーションへ出向かなくてはならず、必要書類だけをエーくんが調べてくれました。イミグレーションで必要書類がリストになったもの(タイ語)をもらってきてくれたのですが、それは「タイ人妻の配偶者ビザを更新する外国人が必要とする書類」とあります。「これはタイ人妻ってなっているけど私はタイ人夫だよ」と言ってもエーくんは「イミグレーションの人に言ったらどちらも同じ書類だって言っていた」と言います。

でも最初にビザを申請したときには、タイ人夫とタイ人妻、どちらの配偶者かによって揃える書類もかなり違ったのでなんだか不安になり、夫にもイミグレーションへ聞きに言ってもらったら、答えは「最初に申請したときと同じ書類」という答えが返ってきたそう。それではエーくんがもらってきたリストとはちょっと違うので、今度はイミグレーションのウェブサイトをチェック。そこにはきちんとリストが載っていて、これまた違う書類が必要だったりするので、一体どれが正しいのかと思ったのですが、公式なウェブサイトが正しいに決まっていると思い、それらを揃えて申請へ行きました。するとサイトにも載っていなかった書類が必要だといわれ、その日は受理してもらえませんでした。

不足書類を準備するのに数日かかり、それから再度申請へ行き、その日はきちんと受理してもらいました。配偶者ビザを取得するには、毎年かならず夫婦そろって出向くのはもちろん、二人が本当に一緒に住んで結婚生活を持続しているということを証明するために、二人で家で撮った写真も提出しなくてはなりません。

タイ人夫を持つ友人たちからは、その写真は結婚届を出したときに登録した家の番地がわかるところで撮影したものでなくてはいけない、とか、申請時には夫婦別々の部屋に呼ばれて質問を受けるなどという話を色々と聞いていました。つまりは本当に一緒に住んでいるか、偽装結婚ではないかを調べるためらしいのですが、家には何人で住んでいる?夫の誕生日は?仕事は?と色々と聞かれるらしいのです。

とりあえず申請してからの審査期間が1ヶ月近くあるので、それまでのビザは申請日に延長され、次に出向く際に1年のビザがもらえるかどうかがわかるという段取りです。何も問題ないはずと思っていましたが、ひとつ心配になったのは、申請のときに隣にいたタイ人妻に西洋人夫のカップルが持っていた写真。私は適当に申請直前に自宅の前で夫と撮った1枚だけを出したのですが、そのカップルは写真を何枚もきちんと台紙に貼り付けて提出しているではありませんか?えっ?!そんなに何枚も必要なの?とちょっぴり不安になってしまいました。

最終的には夫婦別々の面接などもなく無事に1年のビザがもらえたのですが、来年は私も何枚か写真を準備した方がいいのかとちょっと思ったのでした。

100226.jpg                     このスタンプのビザをもらうのにイミグレーションまで往復3回

上田 真理子|2010/02/26 (金)

前の写真日記:鎌倉店よりご紹介

次の写真日記:久しぶりのナイトバザール

写真日記一覧へ戻る