誰かが拾ってきた猫、捨て猫、衝動的に貰ってきた猫、集団で来て居ついた猫家族。総勢１６匹の猫が現在我が家にはいます。現在近くの家に家出中の猫２匹を入れると合計１８匹。行方不明の猫があと２匹、、、、、、、家で亡くなった猫がこれまでに５匹、、、、

８年ほど前、隣の飼い猫「ライ」が我が家を気に入り住みついたのがタイで飼い始めた最初の猫、現在１３歳（？）結構な老猫。３年ほど前に乳がんの手術をしましたがその後再発もなく歳相当に元気。そして「ライ」と一緒に家出をしてきた娘「ルイーゼ」。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「老猫ライ」と「ルイーゼ」

　
２年前の１０月、チェンマイの町中のコーヒーショップで衝動的に貰って来た黒猫３兄妹の兄猫タロウは突如姿を消してしまい戻って来てくれません。そしてやはりある日家出をした妹トトは３カ月後バーンロムサイの向かいの無人の家に居るのを発見、それ以降毎日そこに餌を遣りに行っています。今では年下のボーイフレンドと一緒にそこで暮らしています。多分大所帯の我が家がうるさすぎ家出をしたのでしょう。３兄妹の中でただ１匹残ったのが毎日誰かと喧嘩をしている弟猫タンゴ。

　 　 　

去年の１０月には、どこからやって来たのか９匹の猫が敷地の物置小屋に住みつきました。母猫と乳を飲んでいる子猫が４匹、もう少し大きな猫が４匹、どんな家族構成でそれまでどこで暮らしていたのか、、、、１匹の子猫は具合が悪くすぐに死んでしまいました。家の中は既に満杯、さすがこの猫数だと私の居場所がなくなってしまうので家の中は無理、庭とテラスを住処にしてもらっています。

　

　
　
その中の１匹「ガチャコ」は不覚にも不妊手術を施すのが少々遅れたためこの５月裏の空き地で出産、ある日一匹ずつ子猫を口にくわえ我が家に連れて来ました。それが今のところ最年少のルリとリンリン。
　

　

　
　
３年前ゲストハウスに捨てられていた三毛猫のルーシーとメガ。
　
　　　　　　　　　　　　　　　
　

　
　
そして最後に「たっちゃん」！７年前保母さんが通勤途中目の前でバイクにはねられ尻尾がちょん切れた子猫を拾いバーンロムサイに連れて来たのです。当時バーンロムサイには４匹の猫が住みついていましたが、その４匹が子猫を受け入れずいじめてしまうので私が引き取ることになりました。「たっちゃん」は怖いもの知らず誰とでも仲良くなり、全ての猫を自分の子のように可愛がり、一緒に遊んでいます。名前の由来は尻尾が「タット」タイ語でちょん切れた、、、、なので「タットちゃん」とボランティアが名づけましたが後に「名取たつ子」と正式に命名！
６年前たっちゃんはバスルームで３匹の子猫を産みました。微弱陣痛でなかなか生まれず、お腹をさすったり温めたり、、、やっと生まれた長男「天」。産みっぱなしで舐めもせず、、、慌てて袋から取り出し臍の尾を結び切り、、次の長女「地」は逆子で頭が出てこず引っ張り出し、、、、さすがに３匹目はもう怖くなり動物病院に大急ぎで駆けつけたのですが次女「空」はその病院の玄関で産まれました。憔悴しきったたっちゃんは子猫にお乳もやらず心配していましたが、翌日朝目が覚めたら何と３匹がたっちゃんのお乳に吸いついていました。
その「地ちゃん」は２年半前に病死、、、次女「空ちゃん」は姿をくらまし、、、残された長男「天ちゃん」は昨年１０月９匹の猫家族がやって来たのが気に入らず、３年前まで私が住んでいた、また「天ちゃん」の生家でもある隣の家に「家出し」今その家に住んでいるフランス人夫婦に可愛がられ時々顔を見せに帰って来るだけとなってしまいました。
　


　
　


　
　
バーンロムサイには子どもが３０人、犬３匹、猫３匹、大豚２頭、、、、、沢山のやもり、トカゲ、トッケイ、蛇、野鳥、昆虫、、、そして我が家の猫たち、今日も元気に暮らしています。