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チェンマイの貸家

『チェンマイの貸家』

前にスタッフの裕子さんが『家探し』(2009年10月1日)という日記を書いていましたが、私も家を探しています。

裕子さんも書いているように、チェンマイには日本のような「不動産屋さん」のような仲介業者を通さないことが当たり前。

住みたい、と思う地域にバイクを走らせて、路地を入り、タイ語で「貸家」「貸し部屋」と書いてある看板を探します。見つけたら、その看板に書いてある大家さんの電話番号に電話する、という手順。看板もさまざまで、業者に頼んだような立派な看板もあれば、プラスチックの板にタイ文字ステッカーを貼って作ったもの、パソコンでプリントアウトしたもの、ノートの切れ端に書き殴ったようなもの・・・。

先日、まずは初めて内見してみた、とある一軒家(写真)。壁はきれいにペンキが塗られ、窓には新しく網戸が入れられている平屋建て。駐車場もあります。

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しかし、やはりそこはタイの家。キッチンはないんですね・・・。キッチンにするためのスペースはあります。日本の家だとほぼ当たり前な作り付けのキッチン。タイの家だと当たり前のように何もなく。シンクも、コンロも自分たちで買って設置します。

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上の写真は、おそらくキッチンにするためのスペース。屋根はあり、塀で囲まれているけれど、屋外です。外国人向けの高級住宅地なら、ちゃんと屋内に作り付けキッチンがあるでしょうけど・・・。この内見した家は、普通のタイ人の一般家庭向け。改めて、家探しも日本と違うと感じたのでした。

貸家探しの旅は、少しずつ、暫く続きそうです。


『ダーオからの電話』

先日、夜10時くらいに私の携帯電話が鳴りました。「どなたですか?」と私が電話に出ると「えへへー、ダーオだよ」と。「今日はね、メーゆき(ゆきお母さん)の家で寝るの」とのこと。ボランティアスタッフの由希子さんの家にお泊まりに来たようでした。

ダーオは時々、こうして私に電話してきます。ダーオの他には、ミルクやメイレック。最初、ミルクに私の電話番号を教えたところから広まった様子。

特に用事があるわけでもなく、ちょこちょこ話して、「じゃあねー」と向こうから電話を切ります。この日は、メーゆきの携帯電話を使うことができたので、電話してきたのだと思います。

次の日の朝も8時半くらいにまたダーオから電話が来て。「朝ご飯を食べたよ」との報告。

きっとホームの外の世界と繋がることがダーオにとって楽しいだろうなと思います。そして、いつもはホームの固定電話を使っている子ども達は、こうしてたまに誰かの携帯電話を借りて電話をできることが特別な遊びなのかな、と。

バーンロムサイの外で暮してるけれど、子ども達の元気そうな楽しそうな声を聞いての朝の始まり。嬉しかったです。

小泉 幸季|2009/10/21 (水)

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