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写真日記


おかえり!

090506ムーガタ.jpg 2 日の夕方にホームステイ先のチェンライから無事に帰ってきた子どもたち。久しぶりに会った子どもたちは毎日の外遊びで真っ黒に日焼けし、その姿にどれだけ太陽を浴びてどれだけおもいきり遊んでいたのかがわかるほどです。車を降りオフィス前を通り、縫製場へとやって来た子どもたち。ホームステイ先の家族からもらったお洋服やぬいぐるみでぱんぱんになったリュックを背負い、「楽しかった!」と声を揃えていました。「バーンロムサイが恋しかった?」と聞くと「恋しかったよ!」と答える素直な姿も、久し振りの再会と重なり普段よりも可愛さ倍増でした。

 久し振りに31名全員がそろったその晩には、全員でムーガタを食べました。何人かのグループに分かれ七厘を囲み、久し振りに賑やかな夕食の時間。それぞれのムーガタ鍋の中身を見ているとおもしろいもので、ビー・タン・オン・ボーイ・ベンの鍋はほとんどお肉ばかり、小さい子が多く人数も多いお鍋はお肉がなかなか回って来ず「お肉ちょうだい!」とペンが隣に催促、保母のティムさんのお鍋は落ちてきそうなほどお肉がこんもりとのせてあったり。ナットが火をおこした私たちの鍋は、ナット・シントー・ヌン・陽之助くん・私と、大人メンバーだったこともあり、最後までゆっくりと優雅な食事の時間でした。みんなとは少し遅れてきたテンモーは、ひとりでもくもくとお肉を焼き、もくもくと食べていました。ティムさんにも顔が丸くなった!と冷やかされていたテンモーは、「チェンライに行ってたくさん食べたから太っちゃった!」とケラケラと笑いながら話していました。たった2週間でしたが、見るからに顔がまんまるになって帰ってきたテンモー。その日も最後の最後まで食べていました。普段から顔を見れば「デブー!」と私を冷やかしてくる彼女ですが、チェンライから帰ってきてからは「テンモーもデブになったでしょ?」と言い返しながらふたりで笑っています。

 そういえばこんなに賑やかだったなぁ・・・と、初日はなんだか嬉しく、みんな一緒が一番!という気持ちもありましたが、数日たった今では、一向に減ることのない子どもたちのパワーに、大人たち全員が来週始まる学校が待ち遠しくてたまらなくなっています。

中出 絵里|2009/05/06 (水)

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