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写真日記


身の丈にあった・・

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タイも学歴社会になりつつある。以前は義務教育が小学校4年生だったが、今は中学3年生までとなり、将来職に就くことを考えると高校だけでも卒業しておいた方が選択肢は増えるというのが一般的になりつつある。

  ナット、グライ、ヌンの3名はこの5月から高校生、メイレックは中学生となる。誰がどの学校に行くのかおそらくこの3月中に決まることになると思う。勉強 もある程度出来、比較的しっかりしているメイレックは出来れば今の学校ではなく市内の公立中学に進学させたいと考えている。友だちが誰も居なくなるから怖 い・・と本人は言っているが、反面みんなとは違う環境に行けるかもしれないというのが、嬉しくちょっと自慢な感じが最近表情に出ている気もする。ナットは 今週日曜日に筆記試験、自動車修理工になりたいと言っているヌンは手に職をつけるべく市内の専門高校へ行けるか行けないかの瀬戸際、グライはサンパトーン の専門高校へ行き、寮生活を送る、というのが今の状況だ。

 31名の子どもたちの中で勉強が出来、大学進学を目指せる子は5人いるかいな いかという現実を考えると、学歴社会とは言え、無理に高校へ進学して全く勉強についてゆけず、そうなると学校が面白くないから勉強しないで遊びに行ってし まい、何も身につかないまま3年間を過ごすということもあり得る。そのようなお金と時間の無駄になるのであれば、中学を卒業した後個々の能力ややりたい事 を良く話し合い、考え、早くから専門的な勉強を始め、仕事をしながら熟練してゆくことも、もっと選択肢の中に加えてゆきたいと思っている。

  「これだけは自信がある!」という何かがあれば、生きてゆく上で大きな支えと強みになるはず。トリマーでもコックでも介護でも修理でも踊りでも芸能でも、 好きなことに早くから取り組むことが、長い目でみれば良いのではないかと、来年中学生、高校生になる11名の子どもたちの事を念頭に置きながら、無理をさ せず将来に繋がるよう子どもたち個々の身の丈にあった選択をするべきだと思う今日この頃です。

麻生 賀津子|2009/03/17 (火)

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