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カレーにはまる

タイのカレー(タイ語でゲーン)と言えば、グリーンカレーやレッドカレーなどココナッツベースが有名だし、北タイカレーといえば、ゲーンハンレー(トロトロになった豚バラ肉カレーで大豆が入っていて辛くない)の名前が真っ先に出る。しかし私が最近良く食べるカレーは、一見ただのスープかな?と思うタイ北部のカレー。チェンマイで一番好きなメーヒヤ市場でこの頃はまっている。豚や鶏や魚も入っているのだが、とにかく何よりも野菜やキノコやハーブがいっぱいなのがありがたい。いつも行く店は定番や日替わりのカレーが計4種類ほどあり、その他にも美味しいお惣菜やナンプリック(タイのディップ)も充実している持ちかえり専門店。この間行くと「今日は特別辛いカレーがあるわよ!」といつものお姉さんが薦めてくれたのは、ゲーンパッカードゥというもので、すでに赤唐辛子でスープが埋まっている。


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お店の人が薦めるだけあってゲーンパッカードゥは毛穴全開となる辛さで、久しぶりに汗をふきながら食べた。美味しい・・・。もち米をスープに浸して食べてよし、タイ米と一緒に食するのも美味。その他にも鶏や魚のカレー(ゲーンガイとゲーンプラー)、絶品キクラゲ入りのタケノコのカレー(ゲーンノーンマイ)もあって、全部食べたかったけど我慢。


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*写真はゲーンノーンマイ(右)とゲーンプラー


そしてもう一つ、タイ人マネージャーのウェウはナコン・シー・タマラートというタイ南部出身で、この南部のカレーはまた猛烈に辛いものが多い。彼女がお昼に南部のカレーが食べたいからと、良く買ってきては分けてもらっている。中でもゲーン・タイプラーという魚のカレーは強烈な辛さだが魚のダシがきいていて後をひく美味しさ。酸味の強いものなど南部のカレーも奥が深そうだ。マレーシアやインドネシアに近くなる分、食べ物もイスラム色が強いという。一度現地で本場の南部カレーを食べてみたい。

タイの色々なカレーを食べ比べてみるのも楽しいと思う!でも唐辛子には注意してくださいね。赤も緑も・・。

麻生 賀津子|2009/06/06 (土)

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