保育園に通い始めました！

今月16日からアーム（5歳）、サーサー（3歳）、ゲン（3歳）、ボン（3歳）の4人のちびっ子がナムプレー小学校敷地内にある保育園に通い始めました。初登園の朝ちびっ子たちのところに行ってみると、この数日顔を合わせれば「ねぇねぇ、ぼくがっこうにいくんだよ」と嬉しそうに言っていたゲンが、緊張した面持ちでリュックを背負っています。

出発前、メーレックお姉ちゃんがちびっ子たち一人一人の靴にペンで名前を書いてくれました。

ナムプレー村小学校までは車で3分足らずの距離です。ゲンは車の上でも緊張したまま。小さな手でメーレックお姉ちゃんの手を握っていました。

ちびっ子を送りに行ったのは、保母のレックとパイ、ス、ゴイ、メーレック、私の６人です。小学校に着いてみんなで歩き始めると、いつもバーンロムサイの図書館に来たり、サッカーを一緒にやったりしている村の子どもたち数人が駆け寄って来てアームを引き取ってくれました。10年前だったら、この子たちがHIVに母子感染していなかったとしても、バーンロムサイの子どもというだけで、ナムプレー小学校に通わせてもらうことも、村の子どもたちにこのように接してもらうこともなかったでしょう。

興味津々ながらも不安げに教室内の様子を伺うゲン。と、相変わらず余裕のサーサー。

ボンは隣にある教室に連れて行かれると、すぐに遊具にまたがって遊び始めました。が、そんなボンの姿を撮影できたのも一瞬のことでした。隣からゲンとサーサーの「おうちにかえりたいー！！」と泣き叫ぶ声が聞こえてきたからです。ほら、この通り。

二人には可哀想でしたが、笑いをこらえながら泣き顔をカメラに納め、大人三人と年長の子ども三人は早々に保育園を後にしたのでした。

これは夕方迎えに行った時のサーサーとゲン。二人とも憔悴しきっていました。おまけにサーサーはお昼寝の時間におねしょをしてしまったので、着替えています。

そして、登園3日目の昨日は、チェンマイ中の子どもたちが民族衣装を着て学校に行く金曜日。ゲン、ボン、サーサーの3人もピンクのかわいい衣装を着ました。

サーサーもゲンも二日目からはもう泣いていません。

迎えに行った時に担当の先生に三人の様子を聞いてみたところ、ボンは「面倒見の良いいい子」、サーサーは「教室一のおしゃべり」、ゲンは「ほとんどしゃべらないだんまりさん」とのことで、一緒に迎えに行ったスタッフのノイと二人、思わず顔を見合わせてしまいました。だって、ホームではゲンがいちばんのおしゃべりで、サーサーはほとんどしゃべらないんですから。

これからこのちびっ子たちが保育園生活を通してどう成長していくのか、楽しみです。

　
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東京 六本木サボア・ヴィーブルで開催中のバーンロムサイ展は明日20日が最終日です。
まだお出ででない方、ぜひいらして下さい！
　
　

　

「バーンロムサイ展」
spring&summer@savoir vivre
会期：2012年5月11日（金）〜5月20日（日）
11:00 - 19:00 ※会期中無休
場所：〒106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F
SAVOIR VIVRE（サボア・ヴィーブル）
tel : 03-3587-0318
http://www.savoir-vivre.co.jp/